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★11月の披講をアップしました★

熱闘句会
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11月の披講
皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。
Junko Mezaki
11月の投句一覧
1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒むせて鼻水咳やまず 14 立冬の走り書きせし手紙かな 15 曇天や十一月の水の音 16 耕運機嫁が習熟して小春 17 冬温き日のベンチ満席漱石忌 18 吾も行くや浮雲も行く小春かな 19 機影去り冬めく空の残りけり 20 竹垣の結び目揃ひ小春かな 21 小春日や千曲左に右浅間 22 湖の面に錦の風や山化粧う 23 小春日や粉ふける足撫でてをり 24 僧仰ぐ御空の色にある小春 25 抜け道は山茶花の散る石畳 26 息災にして小春日の尾根下る 27 高跳びの胸は小春に舞ひ上がり 28 冬立つ日大事な役に眼鏡拭く 29 小春日や行くべき下山路見えてきて 30
Junko Mezaki
11月の兼題
兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。 芽笹 シスターズのひとこと(松子)========================= 体がカチコチで、力が入っていきます。 そうなると、思い込みも激しくなって、視野が狭くなります。 日向ぼっこがしたいのに、秋の長雨でおひさまもお出ましがない。 おでこの前髪をあげて、耳朶も風が通るように。 でも、かなわぬまま、冬になってしまいました。 湯治に行きたい。死ぬほど寝たい。紅葉もいらん。松茸ご飯もいらん。 お湯につかって寝て、つかって寝たい。 犬客さんから「遊行寺の歴史」の講演会のご案内がありました。 遊行寺と云えば、小栗判官照手姫。 どんなにきれいだったろうな、照手姫。どうぞ照手姫のお墓にもいらしてみてください。...
Junko Mezaki
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