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11月の兼題

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 12月3日
  • 読了時間: 1分

兼題 「小春」(芽笹)===========================


長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。

もうじき立冬。暦の上では冬になります。

というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。

ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹



シスターズのひとこと(松子)=========================


体がカチコチで、力が入っていきます。

そうなると、思い込みも激しくなって、視野が狭くなります。

日向ぼっこがしたいのに、秋の長雨でおひさまもお出ましがない。

おでこの前髪をあげて、耳朶も風が通るように。

でも、かなわぬまま、冬になってしまいました。

湯治に行きたい。死ぬほど寝たい。紅葉もいらん。松茸ご飯もいらん。

お湯につかって寝て、つかって寝たい。


犬客さんから「遊行寺の歴史」の講演会のご案内がありました。

遊行寺と云えば、小栗判官照手姫。

どんなにきれいだったろうな、照手姫。どうぞ照手姫のお墓にもいらしてみてください。

                                 松子

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
10月の披講

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