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9月の兼題

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 10月1日
  • 読了時間: 2分

兼題とひとこと



9月の兼題「葛の花」


兼題 「葛の花」(屁散人さんから)===========================


まぁ、とんでもなく暑い日が続いて、天に向かっていい加減やめてちょーだい! と叫びたくなる日々。

就寝中の30度なんて、まったくシャレになりませんです、ホント。

でも、季節はそんなことにお構いなく進んで、いつの間にか馬追が家の中に入って来ているし、

鉦叩も夜になると居間で鳴いています。

外へ目を転じれば、未だに烏瓜の花が咲き続けていますが、木々の葉は黄ばんで力なく、桜は黄葉し始めています。

そんな気力衰える中、ある日突然強烈な芳香を漂わせるのが「葛の花」。

秋の七草の一つに入れられたのも、この香りと鮮やかな赤紫の花色にあるのでしょう。

私たちも「葛の花」の元気をいただいて、このクソ残暑を乗り切りたいものです。     屁散人



シスターズのひとこと(松子)==========================


葛の花の兼題をいただきました。

秋の七草です。ちょっと調べました。


「秋の七草」は、奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ下記の歌が

もとになっているらしい。

  

 「秋の野に 咲きたる花を

  指折り(およびをり)

  かき数ふれば

  七種(ななくさ)の花

  萩の花 尾花葛花 撫子の花

  女郎花 また藤袴

  朝貌(あさがお)の花」

   朝貌(あさがお)は桔梗に代わっているそうです。


葛の花がこんなに赤いとは知りませんでした。確かに赤い花は元気が出ます。

元気たくさん‼ コ―――イ‼                    松子


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