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11月の兼題 「神」

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 2022年11月5日
  • 読了時間: 2分

11月の兼題、芽笹が出させていただきました====================


神無月(旧暦の10月)をお題にしてみたいなと、ずっと思っていました。

今年は10月25日から11月23日までが旧の10月です。

ちょうどいいかも。

で、神無月に限定しちゃうより、「神」にしたほうが面白いかも。

我が国には八百万の神々もおられることだし、グローバルにとらえても可。

というわけで「神」でお願いいたします。

神無月はもちろん、神の旅、神頼み、トイレの神さま、地名の神戸などなど。

いろいろな神が出てくるのが楽しみです。                芽笹



シスターズのひとこと(松子より)========================


字を読むのが苦手になりました。

音楽が好きになりました。

目より耳が勇ましくなりました。

目で読む太宰治は気持ちいいのに、

耳で聞く夏目漱石がさらに気持ちよくなりました。

なのに、中耳炎になりました。

難聴のはじまりです。

世界との接点が小さくなり、自分が痩せていく気がします。

私は無神論者なので、神様はもちません。でしたが。

この頃、アニミズムにすーっと違和感がなくなりました。

妖精がいるとか、ものみな神さまだというのとは違うのですが。

人間だと思わなくなったからかもしれません。虫になったような気がします。

空が遠くなって、ものみな大きく見えます。

いろいろ変わっていくんだなあ。

いただいた兼題「神」を口の中で転がしていたら、つぶやいてしまいました。 松子

 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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