12月の兼題
- Junko Mezaki
- 2024年12月6日
- 読了時間: 2分
兼題 「星にまつわること」=============================
寒星、荒星、凍星、冬星座、星冴ゆ
冬に見る星は、空気が澄んでいるのでとてもきれいに見えます。
北斗七星やオリオン座など、星座の形をくっきりと見ることもできます。
寒い夜に、星の句を作ってみるのはいかがでしょうか。
とても、静かなのに、何か音も聞こえてきそうな気がします。 松子
シスターズのひとこと(芽笹)============================
「星」のお題が出ました。
私の年代は子どものころアニメ「巨人の星」を見ていました。
主人公 星飛雄馬の成長物語(たびたび挫折もあり)だったような気もします(うろ覚え)。
覚えているのは闘志を燃やすたびに両目のなかに炎が立ち上ること。
一球投げるのに30分くらいかかること。驚くほど高く足をあげること。
勝負球はテコンドーかと思うほど足を真直ぐに高く上げるので、のちのちプロ野球をテレビで見ては
もっと足をしっかりあげなくちゃダメなんじゃないの?と思ったものです。
巨人の星といえば、お父さん一徹が「あれが巨人の星だ」と空を指さすシーンがあるのですが、
それはいったいどの星なのかと検証した人がいました。
今、Wikipediaなどを見ると「宵の明星」(金星)だという説が多いようですが、
星家の立地(日本のどの地方なのか、緯度を推測)、一徹が空を指す腕の角度、
家族の服装(季節の検証)、背後の家屋と物干しだなの位置から東西南北を推測・・・などの
物証を積み重ねて、満天の星空の中の「これ」という星を確定したということでした。
検証したのは北海道のどこかの町役場の方で、私はお願いしてレポートのデータを送信してもらいました。
インターネットの前のパソコン通信の時代でしたね。
あれから幾星霜(ここにも星が出てきた)、30年以上前のことなので、データもどこかへ消え、
ネットを探しても検証された星が何だったのかも分からなくなりました。
夕暮れ時、五日の月と金星を見ながら、「巨人の星」のあれこれを思い出したのでした。 芽笹
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