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3月の兼題

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 3月6日
  • 読了時間: 2分

今月は風子さんに出題していただきました。


兼題はずばり「卒業」にしました==========================


久しく「卒業」ということを忘れて、もう自分には関係ないような

言葉のような気もします。

しかしながら、この先には人生の大きな「卒業」があるんですよね。

でもまだまだそこへ行きつくまでに、自分を省りみていろいろな卒業を意識して

きれいな晩年にしたいものです。

締切を守らない、洗濯物をすぐ畳まない、食べると横になる、

嫉妬、忘れ物、怒りっぽい、etc... etc...


ああ、なんか本来の未来へ向けての卒業でなくなってきましたが

昔を思い出して、胸がきゅんとする卒業もありですね。

でも、おやつだけはきっと卒業できそうにもありません。       風子



シスターズのひとこと(松子)===========================


「卒業」という兼題をいただきました。

春ですね。桜も散ります。花粉も飛びます。

目がぐちゃぐちゃで、鼻もつまり、耳の穴まで痒い。


出発です。旅立ちです。巣立ちです。希望です。

若い人たちには気の毒ですが、私はかなり楽になりました、花粉症。

すごく鈍くなってきています。

ただ、「卒業」という言葉には敏感になりました。

なんだか類似語として「終活」が浮かびます。


若い人を見て希望のおすそ分けをいただくのもあり、自分を見つめて

店じまいを思うのもありの、兼題の「卒業」です。

どっちみち、春です。                    松子


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◆投句数は3~10句。

◆投句締め切りは3月15日です。

 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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