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3月の兼題 「水草生ふ」

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 2023年3月7日
  • 読了時間: 1分

犬客さんに兼題を出していただきました=================


兼題 「水草生ふ」


引地川で、いろいろやっていた17~18年前に、支流の蓼川の水質が問題で、

これはどうにもならないと諦めたのでしたが、先週たまたま覗いてみたら、

なんと清流になって水草が川底から生えていました。

ということは、私の家の前で、まだ川底が見えないのは、何故だろう?

むくむくと疑問が湧いてきています。

                             犬客



シスターズのひとこと(芽笹より)====================


越後の田舎で育ったので、春はとても心おどる季節でした。

半世紀前、気候は温暖ではなく、冬の雪はたっぷりと積もり、

ちょっとした斜面で子どもたちはスキーで遊んでいたものです。

そんな冬が終わり、少しずつ地面が顔を出すと山菜の季節です。

蕗の薹はどこにでも生えるので、山に入らなくても摘み取れます。

雪がすっかり消えたら蓬。柔らかい新芽をつかって作られる笹団子。

作るのはおかあさんとおばあちゃん。子どもは食べる係です。

代掻き前の田んぼに水が張られ、カエルの卵からオタマジャクシが

飛び出してきます。

春は新しい命があふれ出る季節です。

                            芽笹

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投句をお待ちしております。

◆投句締め切りは3月15日(水)です。投句数は3~10句。

 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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