8月の兼題
- Junko Mezaki
- 8月8日
- 読了時間: 2分
兼題(珍辰さんから)============================
お暑いことですな。ただ老化が進んでいるせいか、
そんなに暑くないという感じもするのです。
だからカミさんと室温をめぐりバトルが絶えません。
そこで今回のお題は「終戦日」にいたします。
「終戦日どこへ行くとも父言はず」北澤瑞史師の名句であります。
以前にも申したと思いますが、このドラマの一シーンを見るような
俳句が私の目標とするところであります。
色々な流派、主義主張するところあって、俳句は自由に作ってよいのですが、
様々な大会の詠草集を見るにつけて、
観念的な、自己満足的、自己陶酔型の作品が多い昨今、しっかり
季語と風土に根差した骨太な作品を作りたいものです。
ドラマのある俳句を作ってみてください。 珍辰
シスターズのひとこと(芽笹)==========================
「終戦日」、非常に難しいお題が出ました。
子どものころは夏休みの半ば過ぎ。お盆の最中・・・・・・
田舎育ちの子どもの記憶には、夏の思い出も一緒に入っています。
今、8月は悲しい月だなと思います。
ヒロシマ・ナガサキの原爆投下があり、それ以外の都市も空襲があった。
終戦日をもって戦争は終わったけれど、そのあとも大変な日々が続く。
当時を知らない私には、戦争の時代の記憶はないけれど、
忘れてはいけない知識が積み重なっている。
それらのすべてを集約して「終戦日」があるように思う。 芽笹
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◆投句数は3~10句。
◆投句締め切りは8月15日です。
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