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8月の兼題 「残暑」

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 2023年8月6日
  • 読了時間: 2分

芽笹が兼題を出させていただきました=====================


兼題 「残暑」


歳時記によれば、「立秋以降の暑さ。夏の暑さとはまた違う、やりきれなさがある」と書かれています。

災害級の暑さが続く今日このごろ、「やりきれなさ」はばっちり実感しているでしょう。

というわけで、今月は「残暑」の句をお願いします。

兼題にしなくても皆さん残暑の句は詠まれると思いますが(笑)      芽笹



シスターズのひとこと(松子より)=======================


七月三十日間に、一日十回言ったとして、三百回です。

あいさつで受け取る暑いの言葉も相当なものです。

テレビやラジオのニュース、天気予報でも多量に浴びせかけられ、

ざっと千回以上は「暑い」を。


同じように「寒い」も多量に使用する季節がありますが、

寒いには対処しようという気持ちが湧きます。

しかし、「暑い」には諦めの、あるいは、対処する気力さえも奪うものが。


そういう時、私は裸族になります。

独り暮らしの誰に遠慮がいるものかのお年寄りです。

頭にキャベツの葉を被るのもいいでしょう。

笊を被るのも素敵です。

レタスのパンツ。冬瓜のブラジャー。若布の褌もいいかも。


知り合いから教えていただきましたが、

暑い日が続くと、「まぐまぐてふ」になるらしいのです。

ぼーっとして、まぐまぐになって、てふ・・・

知り合いは山形の人らしいです。秋田かもしれません。


とりあえず生きているということで、あとは野となれ山となれです。

と思っていたら、芽笹さんからの兼題が。

「残暑」とは。。。

鰻も食べていないのに。。。                   松子


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投句をお待ちしております。

◆投句締め切りは8月15日(火)です。投句数は3~10句。

 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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