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8月の兼題 「熱」

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 2022年8月6日
  • 読了時間: 2分

8月の兼題を山本洋さんに出していただきました============


兼題 「熱」


熱闘句会の「熱」、情熱の熱、熱烈恋愛の熱、コロナの熱、何でもありです。


                               山本洋





シスターズのひとこと(芽笹より)==================


我が家には一本のアボカドがあります。

一個ではなく、一本。推定樹齢六年。樹高約一メートル。

アボカドの種をコップの水に浸けておくと、発芽します。

種に爪楊枝を三本刺して、半分だけ水に浸けておくのです。

写真で見たことありますよね。

あれをやってみたくて、アボカドを買ってきて種を取り出しました。

アボカド自体は好きでもなく、嫌いでもなく。

サンドイッチの具に入っていれば食べるけれど、実を買うほどでもなく。

で、首尾よく発芽、鉢植え、すくすくと成長。

ここまでは良かったのですが、そこから先は、惰性で水をやるけれど、

それほど丁寧に世話をするわけでもなかったのです。

寒い冬でも外に出しっぱなし。東京の冬でもたまには雪も降ります。

たしかメキシコ産のアボガドだったはず。

メキシコって熱帯ですかね? 密林のイメージがあります。

数年の間には、水やりを忘れて、葉がしおれてしまったこともあります。

あわてて水をやったけれど、葉先が枯れてしまいました。

春には新しい葉が出て、古い葉は落ちていきます。

水やりに失敗したからと思っていたのですが、そういう樹木のようです。

そして、今年の夏、あまりの猛暑にもうダメかもと思いましたが、

根腐れするかも、と心配になるほど水やりをして、今までになく

大きな葉が広がっています。

調べてみて、とにかく水をたくさん必要とする樹木なのだと知りました。

栄養価の高いアボカドの実ですが、土地の水分と栄養分を吸い上げるので、

アボカド農園をつくるとほかの農作物に水が行きわたらなくなるとか、

農園跡地は土が痩せてしまって使い物にならないとか。

とりあえず、私のアボカドは水道水とハイポネックスで永らえております。

                              芽笹


 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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