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9月の兼題

  • 執筆者の写真: Junko Mezaki
    Junko Mezaki
  • 2024年9月6日
  • 読了時間: 2分

9月の兼題のお知らせです。

今月は珍辰さんに出題していただきました。


兼題 「台風」==================================


9月のお題は、ずはり「台風」にしましょう。

被害に逢った方には大変失礼ながら、

台風が来るというのは、どこかワクワクいたします。

大雪、大雨、雷、噴火、激しい自然現象は心を揺さぶります。

そして、「能舞台台風圏に入りけり」 酔牛

のように、素晴らしく詩的な世界にもマッチするのです。

実景に逢うかもしれませんがご健吟ください。

珍辰でした。



シスターズのひとこと(松子より)===========================


台風10号に伴っての、大雨と雷の日が長く続きました。

テレビで、洪水の映像を見ながら、「大地を潤す」という言葉を思い出していました。

雨季と乾季の季節のくっきりとした場所では、乾いた大地を潤すというのは、

荒々しい風景なのかもしれないと思いました。潤すという柔らかなイメージの言葉と違って。

ちょうどのろのろと進む台風に併せたように風邪をひきました。

風邪なのか、気象の変化に伴う不調なのか、寝ているしかないのですが、

体力も付けなくてはならなくて、ごそごそと食事も作りました。

こういう時は、一人暮らしがうれしいです。時間が全部自分のものなので、なんでもありです。

一人暮らしの不便は、自由には代えられません。

ゆっくりと、台風が熱帯低気圧に変わる間、私もゆっくり回復していくと思います。

みなさまもご自愛ください。

                                 松子

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投句数は3~10句。

投句をお待ちしております。

◆投句締め切りは9月15日です。

 
 
 

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11月の披講

皆さま、遅くなりましたが、11月の披講をアップしました。 お預かりしたコメントを書き込みましたので、熱闘掲示板もご覧になってください。

 
 
 
11月の投句一覧

1 小春日の猫の隣に座してをり 2 山あひは雪の予報に身構へり 3 小春日や大釜に蕎麦なだれ入れ 4 扇風機の首を傾げて秋行きぬ 5 釣人の距離を小春の鴉埋め 6 冬の墓地慟哭やまぬ老者あり 7 小春日の海老腰婆が蕎麦を刈る 8 新米に出羽の水音聴いてをり 9 大磯の小春の石は文鎮に 10 冬の蝶こころに形あるとせば 11 鬼を呼ぶ子供らの声小春かな 12 冬の虻膝にとまりて小春かな 13 燗の酒

 
 
 
11月の兼題

兼題 「小春」(芽笹)=========================== 長くて暑い夏が終わったと思ったら、秋があっという間に過ぎてゆきました。 もうじき立冬。暦の上では冬になります。 というわけで、冬とはいえ暖かな日差しの「小春」を詠んでみましょう。 ぬくぬく、ほんわか、そんな気分で過ごしたいですね。             芽笹 シスターズのひとこと(松子)================

 
 
 

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